OKA-SINタッチとは
SFC修行を解脱してプレミアム会員になった時、実は、修行といった修行をしたことが無いのです。
なので、修行僧の気分を味わう為にも、OKA-SINタッチなるものを決行しました。
OKA-SINタッチとは
読み方は、オカシンタッチと言いますが、「OKA」とか「SIN」ってなんだろうと思いますよね。
これって、空港コードと言われるやつで、国際航空運送協会 (IATA) により定められている、世界に1万以上ある空港にそれぞれ3文字のコードが割り振られていて区別できるようになっています。
例えば、羽田=HND、成田=NRTなど見たことあるのではないでしょうか?
ということで、「OKA」とは沖縄の那覇空港、「SIN」とはシンガポールのチャンギ空港をさします。
タッチは、修行僧の中で頻繁に使われる用語なのですが、定義がいろいろあるみたいです。
読んで字のごとし、目的地に到着して、そのまますぐに戻ってくることを意味して。
宿泊なし、観光なし、場合によっては空港からも出ない
ということになります。
かの神と崇めたてているパラダイス山元氏によると、空港から一歩も出ずに、到着後1時間以内に次の飛行機に搭乗していることを指すようですが、個人的には、宿泊なしで日帰りで次の目的地にいくことをタッチと呼んでいます。
なぜ、OKA-SINタッチなのか
修行僧の真の目的は、プレミアムポイントを貯めてANAの上級会員と言われる『プラチナメンバー』に昇格するために、飛行機に乗りまくるのですが、このプレミアムポイントが効率よく貯まる路線が、OKA-SINタッチと言われています。
プレミアムポイントは「基本区間マイル×クラス・運賃倍率×路線倍率+搭乗ポイント」で算出されるのです。
路線倍率は、国内線2倍、アジア・オセアニア1.5倍、その他地域1倍です。
国内だと、できるだけ長距離路線を選べばいいということがわかりましたが、海外だと、距離が稼げるヨーロッパや北米路線だと路線倍率が1倍で、実際のところ割に合わない路線なのです。
アジア・オセアニア 路線は、路線倍率1.5倍となっていますので、PP単価も低く設定できます。
その中でも、シンガポールは就航本数も多く、旅程を組みやすいようで修行僧には人気の路線になっております。
沖縄に行く必要性は?
単純にシンガポールに行くことは、プレミアムポイントを貯めるうえで効率的な路線ということがわかりましたが、沖縄にいく必要性は?って思ってしまいますよね。
実は、国際線が就航している空港に住んでいない人のために、国内線乗継という救済的な飛行機の予約方法があるのです。
この国内線乗継は、運行距離に関係なく、片道5,000円、往復10,000円で国際線の前後に組み合わせることができます。
今、さらっと説明してしまいましたが
運行距離に関係なく、片道5,000円、往復10,000円で搭乗できるのです。
(きっちり1万円ではなく、500円前後の端数が出る場合もございますので、予約の際にご確認ください。)
しかも、往復運賃は10,000円一律ですが、プレミアムポイントは運行距離に応じて付与されます。
なんと、運賃種別は、運賃4(積算率100%)になります。
となると、できるだけ長い距離を乗れた方がいいですよね。
羽田(または成田)でシンガポールに行くとして、一番、就航距離が長いのは、石垣島になりますが、石垣島は本数が少なくて旅程が組みづらいので、運行距離が長く、便数の多さで鑑みると、沖縄が一番相性がいいことになります。
OKA-SINタッチの全容
シンガポール往復に、国内線乗継で沖縄を組み合わせます。
そして、更にその前後に、最寄りの空港から沖縄までの往復を組み合わせることになります。
都内在住で、最寄り空港が羽田空港だったとした場合、旅程は
≪往路≫ 羽田 ⇒ 那覇 ⇒ 羽田(成田) ⇒ シンガポール
≪復路≫ シンガポール ⇒ 羽田(成田) ⇒ 那覇 ⇒ 羽田
となります。
シンガポール便によっては、成田発着も視野に入れて旅程を組みます。
シンガポールに直接フライトできる場所に住んでいるのに、わざわざ、沖縄を往復するなんて狂気の沙汰ですよね。
だから修行と言われるゆえんなんです。
OKA-SINタッチで獲得できるプレミアムポイントは
出発 | 到着 | 運賃・予約クラス | PP | 運賃 | PP単価 |
---|---|---|---|---|---|
羽田 | 那覇 | プレミアム旅割 | 2860 | 25290円 | 8.8 |
那覇 | 羽田 | 国内乗継 | 1968 | 5290円 | 2.6 |
羽田 | SIN | S | 2484 | 28360円 | 11.4 |
SIN | 羽田 | S | 2484 | 28360円 | 11.4 |
羽田 | 那覇 | 国内乗継 | 1968 | 5290円 | 2.6 |
那覇 | 羽田 | プレミアム旅割 | 2860 | 25290円 | 8.8 |
一回の旅程で、14624ppも貯まることになり、pp単価も8.0円台とかなり効率も良いです。
夏場などは、最初と最後の沖罠往復をギャラクシーフライトに変えることによって、獲得ppは下がりますが、pp単価は7円台前半まで抑えられるし、旅程の幅も増えるので、検討の価値はあります。