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ANAダイナースプレミアムカードをインビテーションを待たずに直接申込する方法

陸マイラー最強のクレジットカードと言われているANAダイナースプレミアムカード(通称:ANAダイナースブラックカード)

ただでさえ、取得が難しいと言われるダイナースカードの最高峰に位置付けられるプレミアムカード。
通常は、直接、申込することはできず、カード会社からインヴィテーション(招待)がないと申込することすらできません。

ダイナースクラブカード取得から、たった半年足らずで、プレミアムカードを手にすることができた方法をお伝えいたします。

ダイナースクラブカードとは

今更ながら、お伝えする必要はないと思いますが、ダイナースクラブカードとは世界のクレジットカードの5大ブランドのひとつに位置付けられていて、世界で最初に誕生したクレジットカードになります。日本でも一番長い歴史を持ち、格式と伝統のあるクレジットカードです。
ダイナースクラブカードは、他社のプラチナカード並みの特典やサービスが付帯されいて、審査基準も厳しく、このクレジットカードを持つこと自体がステータスの象徴と言われています。

年会費

一般のANAダイナースクラブカードの年会費は、
年会費(税抜):【本会員】27,000円【家族会員】6,000円
ETCカード発行手数料・年会費:無料
ポイントプログラム:100円=1マイル(還元率1.0%) 無期限有効

一般のカードで年会費が27000円(税抜)は普通に高いですよね。
他のカード会社のゴールドカードと同じくらいの会費の高さになります。

その分、優遇される付帯サービスも充実していています。

ダイナースの優待サービス

・世界約750ヵ所の空港ラウンジをご利用可能
・手荷物無料宅配サービス
・エグゼクティブダイニング
・海外旅行傷害保険(自動付帯)  などなど

あげたらきりがないほどのサービスが付帯されておりますが、その中でも秀逸なサービスを列挙いたしました。

世界約750ヵ所の空港ラウンジを利用可能

空港ラウンジとは、ゴールド会員以上が入室できるといったカードラウンジではなく、正真正銘の航空会社が運営しているラウンジで、そこの航空会社に搭乗していなくても、食べ放題のフードサービスやアルコールドリンクを含めたドリンク類が飲み放題だったり、シャワーが無料で浴びれたりして、出発までの時間を優雅に過ごすことができます。
同じようなサービスのプライオリティパスよりかは、若干、利用できるラウンジ数は減りますが、それでも十分すぎるほどのラウンジを楽しめます。

 

手荷物無料宅配サービス

海外から帰国した時に、帰国時の空港からご自宅まで、会員1人につきスーツケース等の荷物を1個無料で配送できます。
家族会員もひとりとカウントしてくれるので、家族全員が家族カードを持っていれば人数分の荷物を送ってくれます。
スーツケースの宅配料金は都内であっても、1,500円~2,000円程度はかかります。重さと大きさで料金が決まるので、大きくて重い荷物を頼む方がお得度は上がります。依頼する時間帯にもよりますが、翌日には自宅に配送してくれるので、旅行で疲れた体で重い荷物をひきづらなくて済みます。
 

エグゼクティブダイニング

ダイナースクラブ(dinersclub)は、レストランでお財布を忘れた時のツケ払いが起源となっていて、食事をする人(diner)が名前の由来になっていると言われており、食事に関して、他のクレジットカードよりこだわりが強い傾向にあります。
そのひとつが、エグゼクティブダイニングです。
ミシュランガイドに載っているようなお店のコース料理が、2名以上で注文した場合1名分無料になってしまうという驚きのサービスになります。2名で食事してもお代は1名分、半額サービスといった感じなのです。
対象のお店の平均的なコース料理の予算は、15000円くらいですので、2回も利用すれば年会費の元が取れてしまいます。
 

海外旅行傷害保険(自動付帯)

海外旅行に行く際に、健康保険等が利用できないから、現地で病気や怪我をした際に高額な医療費を請求された、という話を旅行会社などからよくききます。
実際に自分は大丈夫だと思っていても、ハワイで盲腸の手術をしたら256万円の請求がきたなんて、話を知ってしまったら、やっぱり怖くなってしまいますよね。
もしもの時に備えて、海外旅行に行く際は、空港などで海外旅行保険に加入する人も少なくないのではないでしょうか。
クレジットカードにも海外旅行保険が付いている場合もありますが、ほとんどのクレジットカードは利用付帯といって、そのカードで旅費を支払った場合に限り、保証されることが多いのですが、ダイナースクラブカードは持っているだけで、保証が受けられます。

保証内容

ANAダイナースクラブカードのオリジナルサービス

ご入会及び毎年継続時ボーナス(2,000マイル)
ANA搭乗の際に区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%のボーナスマイル追加
無料マイレージ移行
ANA国際線CLUB ANA専用カウンターの利用
ANAカードファミリーマイル
ANAカードマイルプラス提携店でマイル倍付け
ANAグループでの優待特典
Edyチャージマイル
国内航空傷害保険

以上が、平ANAダイナースの主な特典になります。

ANAダイナースプレミアムの特徴

ANAダイナースクラブプレミアムカードの年会費は、
年会費(税抜):【本会員】155,000円【家族会員】無料
ETCカード発行手数料・年会費:無料
ポイントプログラム:100円=2マイル(還元率2.0%) 無期限有効

年会費

驚異の還元率2.0%を誇る陸マイラー最強のカードになりますが、年会費が税込だと16万円超にもなり、おいそれと誰でも持てるカードでなくなってしまいます。
というか、私のような一般庶民が持つには、年会費16万円超のカードは無駄な出費でしかないのですが、マイルの還元率はさることながら、付随している特典を十分に利用することによって、元を取ることも十分にできる陸マイラーの最終兵器となります。

プレミアム優待サービス

平ANAダイナースクラブに、更に輪をかけて優遇された特典が付いてきます。
年会費、16万円強も元が取れてしまうほどです。

マイル付与率2.0%

これだけでも十分な特典になります。
年間、200万円利用しただけで、一般の還元率1.0%のカードとの獲得マイル数の差20,000マイルにもなります。
(利用単位で100円未満は切り捨てになるので、実際にはもう少し差はすくなくなります)

少なく見積もって、1マイル=10円で換算しただけでも

200,000円分も得したことになり、優に年会費分は回収できたことになります。

リボ払いをうまく駆使すれば、還元率は3.0%まで跳ね上がりますが、手間がかかって面倒なので、自分はやっていません。

継続マイルが桁違い

カードのブランドに関係なく、ANAカード会員は継続ボーナスが1,000マイル付与されます。同様にゴールカード会員だと継続ボーナスは2000マイルになりますが、ANAのプレミアムカードだと10,000マイルが付与されるのです。ゴールドカードと比べてもひと桁違いますね。

上記の還元率でみると、1マイル=10円とすると、この継続ボーナスで100,000円になります。

国内線のANAラウンジが利用可能

ANAダイナースプレミアムカード会員なら、主要な空港にあるANAのラウンジを無料で利用することができます。
ゴールド会員以上が入ることができるカードラウンジではなく、保安検査場を抜けたあとの正真正銘、アルコールも飲み放題のANAのラウンジになります。
(後述しますが、ANAダイナースSFCプレミアムカード会員だと、国内だけではなく海外空港のラウンジが使えるだけではなく、家族会員についても同様のサービスを受けることができます)

プレミアムカードの特典はあげるとキリがないので、こちらをご参照ください。

ANAダイナースプレミアム会員になるには

インビテーション(招待状)が届く

通常は、直接、申込することはできず、カード会社からインヴィテーション(招待)がないと申込することすらできないことは先にも述べたとおりです。
既にプレミアムカードを持っている人に、招待状が届くまでどれくらいかかったか聞いてみると、早い人で1年という人もいましたが、平ダイナースを取得してからおよそ2〜3年くらい経ってからが平均的なところでした。利用額はそれほど多くなく、年間100万円くらいでも大丈夫なようです。

普通のANAダイナースクラブの場合、還元率は1.0%なので、クレジットカードの利用で貯めるには、あまり還元率がいいとは言えないカードになります。(VISAカードの方が生活費カードには向いています)
なので、2年も3年もインビテーションを待っているのが勿体無いです。

スーパーフライヤーズカード(SFC)から申請ができた

もともとは、VISA ANAゴールドカードをSFCカードとして利用していたのですが、ANAダイナースクラブカードをSFCカードにするために、ANAマイレージクラブ・サービスセンターに連絡しました。

オペレーターの方から、SFCカードは2枚持つことができず、新しいカードブランドに切り替えた場合、古い方のカードをSFCから普通のカードに切り替えないといけないという説明を受け、その際にカード番号が変わってしまうとアナウンスされました。
ダイナースがプレミアムカードになったらメインカードに変えるつもりで、それまではVISAゴールドのソラチカルートを使った還元率1.72%(当時)でいたかったのですが、番号が変わるとなるとすべての支払先の変更をしなければならなくなるから面倒だなと思い、

切り替えるときにダイナースをプレミアムにアップグレードできますか?

と、ダメ元できいてみたら

大丈夫ですよ!

と、あっさりOKが貰えました。

そんな良い加減なこと言って大丈夫なのかと、こっちが心配になって、

プレミアムカードにアップグレードする時って、審査とかいるんじゃないんですか?

と、改めてきいてみると

お客様はすでに、ANAダイナースクラブカードをお持ちなのですよね
でしたら、SFCプレミアムカードへのお切り替えでしたら大丈夫です♪

と、またもあっさりとOKがでました。
スーパーフライヤーズ会員の威力はこういうところでも発揮されました。

解脱しておいてよかった

後日、自宅にダイナースから真っ黒な封筒に入ったインビテーションが届きました。

差出主は、カード会社の三井住友トラストグループではなく、ANAマイレージクラブサービスセンターからになっております。

中には、ANAの787(たぶん)が誇らしげに黒い表紙にデザインされています。

さらに、私あてに全日空と三井住友トラストクラブ連名のお手紙が入っております。(ただの印刷ですけどね)

プレミアムという名の翼を得てより充実した人生を満喫するために、、、、

頭の中では、レッドブルのCMみたいなイメージがぐるぐる回っています。

家族会員は何枚でも無料

年会費16万円超もしますが、家族会員は何枚発行しても無料です。
同じくらいのステータスを持つ、アメックスプラチナは無料でつくれる家族カードは4枚までなので、どうせなら4枚以上つくりたいところですが、原則、配偶者、18歳以上のお子様、ご両親というルールがあるようです。

18歳未満の高校生の場合、海外に留学するなどの事情がある場合は、直接、コールセンターに依頼することでつくることができます。
中学生ではダメでした。
同様に兄弟や祖父母なども、直談判すればつくることは可能のようです。

支払いを分けたいときはビジネスカード

以前は、家族カードごとに引落銀行をわけることができたようですが、現在は、家族カードの請求は本会員と一緒になってしまいます。
なので、仕事で使ったり、もしくは生活費と完全にプライベートの支出を分けたいときなどは、ビジネスカードがオススメです。
発行できるのは、1枚のみで新規発行ならびに次年度以降の年会費は2000円(税抜)です。

別に会社等を経営していなくてもつくることはできるし、ポイントの還元率も2.0%と一緒だし、引落口座を別に設定できるのでつくっておいたほうが良いカードです。

発行まで約3週間

必要事項を記入して、投函してから約3週間後くらいに、待ちに待った実物が手元に届きました。
(WEBサイト上では、2週間くらいでプレミアムカード会員の画面には切り替わっていました)

シックでおしゃれなブラックの券面(ちょっとマットな感じがします)
カードの中央には、神々しくpremiumの文字。
ビジネスカードも別便で同じタイミングに届きました。

今回も全日空と三井住友トラストクラブ連名のお手紙も同封してあります。

ダイナースクラブにおいて最高峰と位置付けられている「プレミアムカード」は、会員の中でもごく限られた人だけが手にすることができる特別なカードです。

人間って、特別とか、あなた限定とかのことばに弱いですよね。

またも、レッドブルのCMイメージが頭の中を駆け巡っています・

プレミアムカード会員限定ご優待

カードと一緒に、優待券が入っていました。

国内空港ラウンジの無料クーポンは、家族会員じゃない友達や会社の同僚とかも一緒にラウンジに入ることができるので、かなり嬉しいです。

家族カードが送られてきたときにもおなじ優待券が同封してありました。
(ただし、次年度以降は本会員分しか送られてきません)

年会費は月割

今回、既に所有していたダイナースクラブカードからのアップグレードとなったので、年会費も月割分しか請求されませんでした。
しかも、平ダイナースクラブカードの未経過分の年会費は戻ってきました。

なので、SFC修行で解脱できた修行僧の方は、更新月を気にすることなく、すぐに切り替えても損をしないことになります。

サービスセンターのオペレーターとのやりとりを思い出すと、ダイナースクラブカードを所有していたら、審査なしでプラミアムカードにアップグレードできるような言い方だったので、いきなりプレミアムカードをつくるのは難しそうです。
なので、まずは平のANAダイナースカードをつくっておいたほうが良いかもしれないですね。

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Flying_monk

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≪植野やすを≫
陸マイラー歴14年。毎年、ほぼ無料で海外旅行を実践。
パラダイス山元氏を勝手に心の師と仰ぎ、家族からも冷ややかな目で見られながらもANA上級会員を維持するためにSFC修行遂行中。

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