マイルの価値って
ANAマイルを貯める目的は人それぞれだと思います。
特典航空券にかえて旅行に行く人もいれば、ホテル代やツアー代に充当する人もいたり、電子マネーに変えて普段の生活に当てる人もいたりするのではないでしょうか?
そのため、いったい1マイルっていくらの価値があるのって疑問がわきますよね。
1マイルっていったいいくら?
一説には、1マイル⇒1~2円と言われております。
ポイントの交換ルートを検索できる、ポイ探では1マイル⇒1.5円で換算しています。
ただ、実際、使うタイミングや使い方よってその価値は大きく変わってきます。
skyコイン
ANAのマイルは、現金と同じように飛行機代の支払いに当てられるskyコインというものに交換できます。
このskyコインは1skyコイン⇒1円として利用できるので、
1マイル⇒1skyコイン⇒1円
という式が成り立ちます。
つまり
1マイル=1円
です。
しかし、ANAの上級会員(ブロンズメンバー以上)になって、まとめてマイルを交換すると、交換レートが良くなります。
50,000マイル ⇒ 85,000skyコイン
と、1.7倍になります。
こうなると、1マイル=1.7円になるというわけです。
特典航空券
もっと、効果的に利用するには特典航空券というものに変更すると効果は絶大になります。
例えば、東京から急にどこかへ旅行に行こうと思った場合
(4月21日に思い立って、往路5月3日復路5月6日を予約したと仮定)
普通に航空券を購入すると
- 羽田⇔伊丹 36,680円
- 羽田⇔札幌 60,080円
- 羽田⇔広島 43,580円
- 羽田⇔高知 61,980円
- 羽田⇔福岡 62,580円
- 羽田⇔沖縄 81,980円
直前過ぎて、搭乗する便を選択できませんでしたが、その日の一番安い運賃で算出。
搭乗する便によっては、もう少し高い値段を設定されているものもありました。
上記の航空券をマイルを使った特典航空券で予約した場合
ゴールデンウィークは、ハイシーズン期間に設定されていて、必要となるマイル数が多くはなりますが
- 羽田⇔伊丹 15,000マイル
- 羽田⇔札幌 18,000マイル
- 羽田⇔広島 18,000マイル
- 羽田⇔高知 18,000マイル
- 羽田⇔福岡 18,000マイル
- 羽田⇔沖縄 21,000マイル
となります。
実際に1マイルの価値を計算してみると、一番、マイル単価が高かった羽田⇔沖縄で、1マイル⇒3.9円となって、一般的に言われている1マイルの価値の倍以上あることがわかります。
国際特典航空券はもっとお得
先日、仕事で中国の広州に行ってきました。
出発が朝早かったのと、フライト時間が5時間近くもあったので、ゆったりと移動がしたくて、ビジネスシートを利用したのですが、その時かかったマイル数は35,000マイル
マイルがあったので、お金のことを心配せずに優雅に旅を送れたのですが、
実際に、現金で支払うとしたら、往復で443,200円かかるところでした。
実に1マイル⇒12.6円の価値
娘たちが大きくなって手がかからなくなったら、夫婦二人っきりで、イギリスに行こうと思っているのですが、飛行時間が直行便でも12時間以上もかかるらしく、できればファーストクラスで行こうと考えております。
この場合、往復の飛行機代だけでもひとりあたり約273万円もかかるようです。
もし、マイルでこの飛行機代を補うとしたら165,000マイル必要となります。
1マイルあたりの価値に換算してみますと
1マイル⇒16.5円
一般に言われている価値のおよそ10倍の価値にもなります。
電子マネーに交換
ANAマイルからは、以下のポイントに交換ができるみたいです。
- iTunesギフトコード
- 楽天Edy
- 楽天スーパーポイント
- Tポイント
- nanacoポイント
- メトロポイント
- Suicaポイント
- スターバックスカードへの入金
などなど、いろいろなポイントに交換できるようですが、気になる交換レートは、どのポイントでも
1マイル⇒1円
です。
そもそも無料で飛行機に乗るために貯めたポイントなので、電子マネーに交換することはないと思われますが、旅行にいく時間が取れなくて、マイルが失効してしまう前に、取り急ぎポイントに交換してしまったなんてことになってしまうと、かなりもったいないことがわかると思います。
過去にマイルが失効してしまうので、八丈島日帰り弾丸ツアーに行ったことがあります。
そこそこ楽しむことができました。くれぐれも電子マネー等に交換することのないようご利用は計画的に